また目標申告・職務能力シートの提出が求められた。
毎度書くけれど、これってそんなに大事なものですね。
確かにこれが達成度により評価がつけられ給料に反映するが、
その具体的な内容ってきちんと管理職が評価できるのかねという
素朴な疑問。
いつまで、何を、どれだけやるかを書くようになっているが、
元々教員の仕事って数値目標が設定しづらい。
私などは一学期間に漢字の小テストを6回やると書いたとしよう。
これは別に簡単に達成できる。で、最高評価になるかというと
やって当たり前のことだ。
じゃ100回小テストをやると書いたら、かなり難しい課題だから
できたら最高評価かというと、それもまた生徒を苦しめるだけで
目標達成とは言えない。
生徒の成績を上げるのが教員の仕事なら、平均点を高くするというのも
あるが、こんなの簡単なテストにすればいいだけで意味がない。
つまり自分の中でどれくらい貢献したか、良くやったかということになる。
でもだいたい昨今の給与引き上げの議論にもあるとおり、
教師の仕事は時間や数値設定が難しくて、そういう民間の評価と
同じようにはできない。そぐわないと言われている。
なのに、上の方は相も変わらず、こういう目標設定を毎年しろと
言ってくる。意味があるのだろうか。
まぁ何も考えないで漫然と仕事をしていると惰性に流れるということから
こうやってわざわざ書かせて意識させるようにしていると思われるが、
もうこれは生徒に色々な目標を設定させるのとほぼ同じで
意味がないんじゃないかなと。
あるクラスの目標が「みんな仲良く」だとしたら
喧嘩がなかったらいじめがなかったら目標達成なの?
これと同じくらい無駄な目標設定のような気がする。
今年私は総務部でPTA担当だが、目標はどうする?
ママさんたちと仲良くするために毎月飲み会をやるとでも書くか?(笑)